FUJIARCHIVES BLOG

夏休みに4泊で弾丸ポートランド旅行してきたのでその時止まったホテル3つをご紹介。バンクーバーから飛行機で一時間弱。近いのに雰囲気が全く違う西海岸が感じられ、多種多様な地区を歩きながら楽しめます。
Table of Contents

HOTEL GRAND STARK

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About

1908年に建設され、過去にChamberlain Hotel、最近では家具のワークショップに使用されていた建物をロサンジェルスのホスピタリティグループのPalisocietyとオレゴン州のポートランドに拠点を置くローカルデザインスタジオのNorth 45 Projectsによって保持、2021年頃に新たなHotel Grand Starkとしてリノベーションされた。

Interior Design

エントランスを抜けると右手には、長机が並ぶスタディホールがあり、正面のロビーにはギャラリーかのように壁一面にアート作品が並べられていた。Palisocietyが集めたローカルアーティストによる作品やカスタム家具、ヴィンテージ作品が壁に並べられ、ロビーのパブリックスペースを特別な雰囲気に仕立てあげていた。

上階に上がる階段は深い緑を基調としたカラーリングがなされており、長年使用され続けている木木製の床はしっかり保全されたまま使用されており、コンテンポラリーな家具と緑のカラースキームそして、建物のオリジナリティーとの対比がうまく組み合わされていた。

階段のレイリングは深い緑を基調としたカラーリング。

Bedroom

ベッドルームは居住空間のように気持ちのいい仕上げとなっていた。壁にはエメラルド色のペインティング。ベッドフレーム、収納スペース、床、テーブルの天板はすべてビンテージ調の木を使用。階段と同じ色の深い緑色のカラーリングがアクセントになってた。

風呂場のタイルは薄緑色の横長タイルと黒に近い緑色の正方形タイルの組み合わせ。壁に引っ掛けられていたシャンプーボトルが興味深かった。

バスルームについていたペンダントライトのシェーディングが黒のスティールで編み込まれていた。

アメニティは、歯ブラシもスリッパも保湿ローションなどないので要注意。残念ながら併設されているはずのバーは閉まっていたので見る事ができなかった。

http://hotelgrandstark.com/

WOODLARK

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About

1900年代にフランスのレナザンス様式で建てられた。後に”The House of Welcome”とも称される建物となるほどポートランドの街の中心部に位置する歴史ある建物となっている。2014年にはNational Register of Historic Placesにリスト入りした。西海岸を拠点とするR&A Architecture + Designが2つの建物を融合させ、新たな”The House of Welcome”のホテルに融合させたのがWoodlark。

Interior Design

Bedroom

モダンかつビンテージルックな雰囲気。整ったラインと豊かで絶妙なパシぢっくノースウェストの色合いが特徴的なスタンダードルームとなっている。

ベッドベースボードのフォーミングとコンフォタブルな生地が特徴的。

入り口はいるとすぐ左横がデスクスペースとなっている。愛らしい葉柄の緑の壁紙が印象的。

バニティの足がすり抜ける構造で面白かった。

ペンダントライトを反射する構造になっているカバーが良き。

シャワーとバスルームの壁はすべて同じ白を基調としたタイルでした。

所々に散りばめられた真鍮のバルルームアクセサリーがかっこよいアクセントになってた。

https://www.provenancehotels.com/woodlark?utm_source=google&utm_medium=gmb&utm_campaign=woodlark

THE HOXTON

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About

Old Town Chinatownの入り口に位置する、ロンドンを拠点とするホテル経営者EnnismoreによるThe HoxtonはOld Town Chinatownの入り口に位置する。Old Townからはバス、路面電車のMAX Lineが通ってるのでダウンタウンの中心部に買い物をしにいくのにも、北側へVictorianスタイルの建物が立ち並ぶAlbertやPearl Districtへ行ったり、Central EastのThrift Storeへ家具などのアイテムを見に行くのにも便利な立地。気をつけなければいけないのは、Old Townはホームレスが多い地区なので注意。

Interior Design

1960年代に西海岸で花開いたノースウェストモダニストのムーブメントにインスパイアサれたデザインを志向。風通しの良いロビー スペースには、建物のオリジナルの木材の柱、コンクリート タイル、木製の壁、むき出しのレンガが使われている。

ロビーのパブリックスペースにはモダンなベルベットマテリアルを使用したソファ。

Lovely Ritaと呼ばれるホテルの建物内にあるレストランは、ミッドセンチュリーの椅子で揃えられ、ソファは豊かさを感じられる緑のビンテージ革に感じた。真鍮のペンダントライティングやコンテンポラリーアート、壁紙柄の各所からモダンニズムを感じられる。

Bedroom

コンパクトに設計されたSnug Roomに滞在。日中外に出て観光する旅行者向けの部屋となっておる。大きめのサイドテーブルにそびえ立つハンガーラックが変わっていた。部屋にはいるとつけっぱなしのFMラジオがスピーカーから流れていて、西海岸の雰囲気に当てられた。

シャワーの壁にはおそらく撥水コーティングされたようなグレイのセラミックタイルが敷き詰められていた。

Portland

FUJIARCHIVES

カナダでインテリアデザインを勉強中の学生。グラフィックデザイン、3DCG、Photo Zineなど制作。

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