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オーバーエクスポーズで撮るとニュートラルでより柔らかい印象に写るであろうSoft Chromeレシピの試用運転。
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Gear

ボディ:FUJIFILM XS10

レンズ:Zeiss Biogon 28mm F1.4 ZM

マウントアダプター:SHOTEN LM-FX

Classic Chromeの特徴

フィルムシミュレーション “クラシッククローム” | | 富士フイルム Xシリーズ & GFX

富士フィルムの公式サイトで述べられているClassic Chromeの特徴から読み解くと、彩度は抑えめ階調は硬め。青空の表現が”ジーンズの青”っぽく写る。描写したときの雰囲気は濁り目(抜け感が抑えめな、厚みのある印象に仕上がる)。コントラストが高めなので暗部がよりマットに強調される印象。

Customed Film Simulation Recipe with Classic Chrome

ここ最近、カリカリっとした細やかな描写力を持つZeiss Biogon 28mm F1.4 ZMで、雨が降っていない日と出逢えばStreetsnapを楽しんでいます。撮る際はDynamic Rangeの暗部が強調される曇りの日でも濃いめに写るClassic Chromeを使用することが多い。補足をするとバンクーバーの気候は秋から春先にかけて、本当に曇り又は雨が多いのです(泣)。

同じ設定を多様すれば味変もしたくなるもので、意識的に露出を変更することで、Classic Chromeの雰囲気をより明快にも低調にも調整できるCustom Recipeを試してみました。

《Soft Chrome》

  • Film simulation: Classic Chrome
  • Dynamic Range: DR200
  • White Balance: Auto, +1 Red, -4 Blue
  • Highlights: +2
  • Shadows: 0
  • Color: 0
  • Noise reduction: 4
  • Clarity: 2
  • Sharpening: 0
  • Grain effect: Weak
  • Grain size: Small
  • Color chrome effect: Weak
  • Color chrome effect blue: Weak

このレシピはこのサイトから引用↓

The 7 custom Fujifilm recipes on my camera right now

レシピのコンセプトは標準のClassic Chromeは温かみのパンチが効き過ぎているので、より柔らかく描写できるようニュートラルに近づけた設定の模様。

自分が”Soft Chrome”レシピで撮った作例

自分が撮った際は夕暮れ時で射光がキツく、逆光にあまり強くないマニュアルZeissレンズなので、ハイライトが飛びすぎないよう露出を平均でEV-1段にしていたら、より濃いフィルムライクなRAW現像になった。

*RAW現像済み写真。

Location

Commercial-Broadway駅から北へ歩き、Grand View Parkで東に曲がり、Victoria Drを通って戻る道筋。

*商品リンク*

FUJIARCHIVES

カナダでインテリアデザインを勉強中の学生。グラフィックデザイン、3DCG、Photo Zineなど制作。

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