HHKB HYBRID Type-S
36000円ほどの他に類を見ない高額な初期投資費用がかかるものの、HHKBは得られる恩恵が大きいキーボードとなっている。友達の強いススメを聞いてから購入に至った。HHKBのキーボードをおすすめする点をあげていく。
機能性
- ”Type-S”キー構造:静音性と押し込みが柔らかながらも心地よい打撃感を備えた極上のキー構造
- ・駆動部のかみ合わせがタイトに設計されていることにより、高速タイピング時でもキーの打ち損じが減り、より安定したタイピングが可能となっている
- Bluetooth搭載、4代のデバイスが登録可能
- 十字キーが排されているものの、ファンクションキーで設定可能
- HYBRIDの名がつくタイプでは、制御キーの割当を変更できるDIPスイッチに加えて、公式ソフトウェアでキーの変更が可能(変更した設定はキーボード本体に保存される)
- HYBRIDモデルは内蔵バッテリーではなく、単3乾電池で駆動するのでバッテリーの劣化の心配がない
- 劣化していくキーのラバードームさえ数年単位でメンテナンスすれば、半永久的に機能性を維持したまま使うことができる
*ラバーメンテナンスの仕方はこちらの記事を転載
デザイン性
- シックなカラーリングの黒と白の二色
- 60個のキーが並ぶミニマルなデザイン
- スペースを取らず、持ち運びにも適した約500gのコンパクト且つスタイリッシュなデザイン
マイナス面
- 十字キーが初期搭載されていないことやキーのレイアウトが他のメカニカルキーボードと違うので、慣れが必要
- HYBRID型だと乾電池の部分が飛び出しているので、キーボードのサイズに合うキャリーケースを見つけにくい
アドバイスとしてAmazon Primeで買えば、一ヶ月以内なら返品可能なので、購入してみてから考えるのもありだろう。お試し気分で買った自分は、今までに感じたことのないなめらかな使い心地とデザインに味を占めて、そんな気持ちはどこえやらという感じだ。
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MIWAX The Cutting Mat (A2-600mmx450mm)
MIWAXのカッティングマットをデスクマットとして使用しています。このマットに惹かれた理由は以下に。
機能性
- 表層の特殊加工により、カット痕が収縮、閉じることで目立つことがない
- 中層部のお陰で刃が突き抜けない
- 反りや剥がれに強い
- 両面カッティングマットとして使用可能
デザイン性
- 多様なサイズ揃え
- 1cm間隔、5cm間隔で記された表面のグリッドデザイン
- トレーシングペーパーを使ってスケッチやデザインする場合に重宝するグリッドガイド
- シンプルなモノトーンカラーリング
- 半径3mmとシャープに処理された四隅が空間に溶け込む
ちなみにこのプロダクトは2016年のGood Design 100に選出されている。
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Logicool MX ERGO
以前はMX Master 2Sを使用していた。長らく使用していたGroovemadeのデスクマットのレザーが擦れて剥げてきたり、腕の動きを減らしたいと思い、ERGOのトラックボールに買い替えることにした。MX Masterとの比較や利点は以下に。
機能性
- 20%か水平に手のポジションアングルを変えることができる
- 公式ソフトのLogiOptionでポインター速度を調整可能
- MX Masterと同じく各ボタンにキーや動作を割り当てることが可能
- トラックボールを外して、掃除することが可能
- Flowモードでは2つのデバイス間でマウスを登録、共有することが可能(MX Masterでは3デバイス登録可能)
- Mx Masterとは違い、スクロール部分が左右にも稼働するので、自分は十字キーボードの左右を割り当てている(HHKBでは十字キーがついていないので)
- 登録デバイスの切り替えボタンがMX Masterでは裏面についているのと比べ、ERGOはスクロールボタンの下についているので、Flowの反応が遅い場合、ERGOのほうがボタンで切り替えやすいのがメリット
デザイン
- MX Masterと同じくミニマル且つグレイで配色されたシンプルなデザイン
マイナス面
- MX Master同様、表面が主にシリコンのような素材でコーティングされているので、皮脂やホコリが残った場合掃除がしにくい点
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まとめ
この三種類を揃えてデスクで並べてみるとやはり空間的、機能的調和がとれて、使い心地も見た目も大満足なセットであると自信をもって言える。作業効率の向上を望むなら、まずは”考え抜かれたプロダクト”に自分が納得するだけお金をかけてみるのも良いだろう。多数の人がいいと思うものにはちゃんとした理由があるのだろう。